Soramichi's blog

Some seek complex solutions to simple problems; it is better to find simple solutions to complex problems

異文化コミュニケーションについて

みなさんこんばんは。Microsoft Research Internship アルムナイ Advent Calendar 2020 の19日目です。最近ネット界隈から離れているので世間の様子が分からないのですが皆さんいかがお過ごしでしょうか?

こういう真面目なカレンダーに参加する度に同じようなことを書いている気がしますが、今回もまた異文化コミュニケーションについて書きたいと思います。研究の話はすでにいろんな人が書いているのでそちらに譲りましょう(これも毎回言っている気がする)。MSR には直接関係ない話になってしまいますがご了承ください。まぁ特定の会社の宣伝をするのもあまり良くない気がするのでこれでいいでしょう。あ、ちなみに4年前に ACM Ditital Library で研究機関ごとの平均被引用数を調べたときは MSR の論文は平均 34.2 回引用されていたようです。

今回(も)伝えたい内容ですが、いつもと同じで「せっかく留学するなら研究・勉強だけじゃなく現地で積極的に異文化コミュニケーションをしよう!頑張ってするといいことがあるよ!」です。 メッセージはいつもと同じなのでなんだつまらんなという感じなのですが、今回のポイントは自分以外の体験談を集めてきたことです。

集めた体験談を紹介する前に、過去に自分が同じようなことを書いたエントリたち(これらは自分の体験談のみ)を貼っておきます。

それでは本題の異文化コミュニケーションについての体験談を紹介していきます。

体験談 1:博士課程でアメリカに留学した某氏

英語を上手に話せる必要はないことを学んだ。様々な国から人が集まるアメリカでは正しく完璧な英語を話せない人が多い。なので英語が下手な人と会話することにほとんどの人が慣れている。周りのほとんどが日本人で上手な日本語を話せることが当たり前の環境で育ったことが,下手な言語を話すことへの抵抗感を大きくしていたことに気づく。抵抗感を取り除いて,思うままに話すようにすれば仲良くなれるし上達するし一石二鳥

体験談 2:修士課程でオンライン国際会議の student volunteer に参加した某氏

I joined a 'Meet The Speakers' session where students can talk with professors or other students. During the session, I met a professor who happened to be a colleague with someone who mentored me when I was an undergraduate student. After we found that we know some mutual friends, this professor gave me a lot of advice about working in the academic community and PhD application. The impression is that the academic community is a quite small but tight community. And people are friendly and willing to give advice to others. And you can learn a lot from someone who has totally different background with you.

体験談 3:博士課程でイギリスに留学した某氏

イギリスのヨーク大学に滞在中、お世話になった研究室でよく一緒に居たのはベルギー人とメキシコ人でした。最初はお昼ご飯を一緒に食べましたが、その時間は1時過ぎ。その後も何度かご飯を食べたのですが、そもそもお昼を食べないこともなかなか多かったです。不思議そうにしてるとメキシコ人の方から「メキシコではそもそもお昼ご飯の時間が15時とか16時で、そこでめいっぱい食べるんだ。だからこの時間にはあまり食べないんだよ」と教えてもらいました。国が違えば朝昼晩の感覚も違う。自分の常識は他人の非常識と再認識した瞬間でした。

いかがでしょうか?体験談 1 と 2 は異文化コミュニケーションは怖くない、有益だという内容で、体験談 3 は異文化コミュニケーションで視野が広がったと内容で、どれも本当にその通りだと思います。 また体験談 2 はオンライン国際会議の中での話ということで、なかなか実際に海外留学することが難しい中でも異文化コミュニケーションを取ることはできるんだといういい例だと思います。

完全に MSR とは全く関係ない話になってしまいましたが、海外留学つながりということでこれでご容赦ください。それではまた。